男性不妊
男性不妊の原因
不妊症の原因の半分は、男性にあります!
男性不妊外来では、男性不妊症の原因検索のための検査と、治療をすることができます。
男性不妊症の原因には、以下のようなものがあり、状況によっては治療をすることが可能です。
乏精子症 精子無力症 奇形精子症
精子の数が少ない、運動率が低い、正常な精子が少ないために、受精しづらい状態のことです。
無精子症
射精した精液中に、精子がいない状態です。
勃起障害 射精障害
勃起や射精ができないために、性行為が完遂できない状態です。
男性不妊の検査
男性不妊症を調べるための検査には、以下のようなものがあります。
精液検査
精液の量、pH、精子濃度、総精子数、精子運動率、正常形態精子率などを調べます。
問診
あらかじめ記入した問診票をもとに、体の状態などについて医師が質問します。
視診・触診
体の様子を目で見るとともに(ホルモンの影響で特徴的な様子が見られる場合がある)、外性器の状態を触って確認します。
内分泌(ホルモン)検査
精子形成にかかわるホルモンの分泌を調べます(LH、FSH、テストテストステロンなど)。血液検査。
超音波検査
精巣の大きさなどを調べます。腫瘍や結石、 精索静脈瘤が見つかる場合も。
検査を行い、手術療法が必要な場合は、治療ができる施設を紹介します。
詳細は、以下のサイトをご参照ください。
新オトコのコト 小堀善友ブログhttps://yomidr.yomiuri.co.jp/column/shin-otokonokoto/
男性不妊症血液検査
ホルモン(LH,FSH,PRL,男性ホルモン)、クラミジア抗体等を検査します。
男性不妊診察
精液検査で異常が出た場合に、精巣やその周囲の診察、超音波検査を、当院の男性不妊専門外来(土曜日午後)に行っています。
男性不妊治療
精液所見が悪い場合には、薬物療法を行うことがあります。また、EDに対してED治療薬を処方しております。逆行性射精に対しても薬物療法などを行うことがあります。
精巣内精子回収法(TESE)
無精子症の場合に、精巣を切開して精子を回収する方法です。非閉塞性無精子症が疑われる場合は顕微鏡を使用しての手術(microdissection TESE)を行います。TESEは、あざみ野本院または提携している男性不妊専門施設で実施いたします。
男性不妊担当医紹介
非常勤医師:大坂 晃由(おおさか あきよし)

獨協医科大学埼玉医療センター 泌尿器科
略歴
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平成27年 岐阜大学医学部卒業
東京都医療保険公社豊島病院 - 平成29年 独協医科大学埼玉医療センター泌尿器科
専門医
- 日本泌尿器科学会専門医
診療分野
男性不妊症